証券会社初、遠隔地災害バックアップシステムに対応するPTS
カブドットコム証券株式会社は、オンライン証券の基盤であるコンピュータシステムを業界で唯一完全内製化し、そこで培われたIT技術を駆使した差別化戦略を着実に実現してきた。2006年7月に、2005年4月施行の証券取引法の一部改正にて追加されたPTSにおける競売買(オークション)方式として、国内で初めてとなる「競売買の方法による証券会社の私設取引システム(PTS)運営業務の認可」を取得、同9月に夜間取引市場「kabu.com私設取引システム(kabu.comPTS)」を福岡に開設した。これにより同社の顧客は、夜間(19時30分~23時59分)においても、証券取引所と同様の競売買(オークション)方式により取引を行うことが可能になった。
多くの証券システム基盤が災害バックアップシステムを備えておらず、証券会社のシステムにおいても同様の対応が進んでいない中、本私設株取引システム(PTS)とその基盤である本格的なBCP(事業継続計画)システムは、遠隔地の災害バックアップシステムを含む様々な事業継続阻害要因に対応したシステムとして、証券会社初となるもの。
システムの構築には、イージェネラのBladeFrame システムとそのブレード上で稼動するデュアルコアAMD Opteron™ プロセッサが採用された。福岡のメインシステムは、BladeFrame上に11枚のブレード、東京のバックアップシステムは8枚のブレードを搭載しており、すべてのブレードに2ソケットまたは4ソケットのデュアルコアAMD Opteron プロセッサが搭載されている。AMD Opteron プロセッサの採用により、システム全体のワット性能における優位性が維持される。福岡に置かれたメインシステムの被災時には、東京に置かれたバックアップシステムが処理を引き継ぐ。災害バックアップ機能および福岡に置かれたシステムの遠隔運用機能はイージェネラの仮想化技術を利用して実現されている。
さらに、このような取引システムにおいて対応が困難とされて来た取引の急増に対しても、BladeFrame上の、最新・最高速のデュアルコアAMD Opteronプロセッサを搭載したブレードサーバをクラスター化し、取引の急増時にはクラスターのノード数を増やすことで容易に処理能力増強が可能な仕組となっている。
| カブドットコム証券株式会社 |
| 設立: |
1999年11月19日 |
事業内容: |
| 資本金: |
71億9,500万円 |
有価証券の元引受け業務 私設取引システム運営業務 |
| 従業員数: |
83名 (2007年5月末現在) |
| 所在地: |
東京都中央区新川1-28-25 東京ダイヤビルディング 3号館 |
| URL: |
http://www.kabu.com/ |
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