
地方自治体でシンクライアントを 初導入
AMD Opteron™プロセッサ搭載サーバがシステムの安定稼動を支援
高知県 大正町役場(現:四万十町)では、1999年度に庁内LANを整備して以来、セキュリティ強化、コスト削減、住民サービスの向上などの課題に取り組んできた。2002年には、隣接する窪川町、大野見村、十和村と連携し、「情報化検討協議会」を発足、高知県が地域情報化の取り組みの一環として推進する高知コミュニティ・データセンター(高知CDC)のシンクライアント実証実験に2004年6月から参加した。
かねてからセキュリティの強化と住民サービスの向上に取り組んでいた大正町(現:四万十町)では、運用管理を削減するシンクライアント化について検討しており、高知県電子自治体推進協議会の実証実験において、Sun Rayを用いた「シンクライアント環境の実証実験」が示されると、即座に参加したのである。
実証実験は、10台のSun Rayを総務課/町民課/産業課/建設課に導入し、庁内LAN端末として、Microsoft Officeツールやグループウェア、基幹業務システムなどに利用する、というものだった。既存のクライアントPC環境に変更を加えることなく、Sun Ray端末を導入し、混在環境で運用した。

実証実験後、80台のWindows®端末をSun Ray端末に切り替えて本番運用を開始した。Sun Ray に Windows Desktop を提供する Windows Terminal Service のサーバには、システムレベルでの優れたワット性能を誇るAMD Opteron™プロセッサ(シングルコア)を搭載したSun Fire V20zを2台使用している。運用要員がいない環境でも、本システムは全く問題なく機能し、約1年間にわたって安定稼働を続けており、セキュリティレベルの向上と管理の負荷軽減、ひいてはTCOの削減を実現した。