
データセンタの占有スペースと消費電力を最小限に抑え最も効率的なアプリケーション実行環境を実現
マニュライフ生命は、1887年の創立で、現在、カナダを本拠に世界19カ国・地域で数百万のお客様にサービスを提供し、株式時価総額で世界第6位(2007年3月31日現在)の金融サービスのリーディング・グループ、マニュライフ・ファイナンシャルのグループ会社である。マニュライフ生命は、「日本で最もプロ意識の高い生命保険会社を目指す」というビジョンを掲げ、革新的な商品・サービスの提供と、高度な専門性を備えた販売チャネルの強化を積極的に進めており、ユニバーサル型生命保険と変額年金保険の2大戦略分野において、日本市場をリードする先進的機能を持つ商品を開発・販売している。同社は、画期的商品・サービスの開発・提供を可能にする、強固な運用性を誇るIT基盤を駆使し、その職員、エージェントおよび販売パートナーの広範囲にわたるネットワークを通じて、お客様の多様なニーズにお応えする保険商品や資産運用サービスを提供している。
HP BladeSystem とシステムの仮想化でサーバ構築が一週間で可能に
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マニュライフ生命保険株式会社 情報システム部 ITオペレーションズ サービスプロバイダー マネージャー アジェイ・クマール・シングPMP 氏 |
情報システム部 IT オペレーションズ サービス プロバイダー マネージャー アジェイ・クマール・シング氏は、「保険業界は最も〝製品オリエンテッド〟な業界でもあります。我々情報システム部門は顧客の要望に応えられる新しいアプリケーションをより素早く開発し発売開始するという〝ビジネスニーズ〟への対応を日々迫られています。ひとつの製品・サービスを開発し市場に送り出すまでには、それこそ多くのIT サポートが必要になります。我々のシステム再構築の原点は、どうすればその要望に最も効率的に応えられるか、にありました」と語る。
そしてさまざまなベンダーから多様な提案を受け、社内の詳細なリサーチの結果、ソリューションプロバイダのアトスオリジン株式会社の提案するHP BladeSystem(ブレード型サーバ)と仮想化システムの導入に踏み切った。
HP + AMD = 卓越したユーザ体験 (Excellent User Experience)
以前は、新たなサービス開始のための新システム導入が決定されてから、ハードウェアやOS、アプリケーション購入の申請・許可、インストール・実装作業、設定、セキュリティー確認、最終テストまで含めて準備だけで1ヶ月以上かかっていた。それが本システムの稼働後は、速いものでは一週間程度で構築可能になった。「保険業界はコンプライアンスに対して要求が高いです。ですから一週間という時間がいかに驚異的かお解りいただけると思います」とシング氏。
同社は長年のHPユーザであり、今回のシステム導入もハードウェアはHP製と最初から決まっていたがプロセッサは選択する必要があった。「より多くのベネフィットを与えてくれるCPUを多角的に検討し、さまざまな外部の意見も聞いた上でAMD Opteron プロセッサを選択しました」とシング氏。結果得られたのは「Excellent User Experience! (シング氏)」導入開始からビジネスに影響したシステムが不具合を起こしたことはない。またデュアルコア・プロセッサのパフォーマンスも素晴らしく、高パフォーマンスで安定したシステムの運用を続けている。
まず17台あったサーバをHP BladeSystem のエンクロージャ2台に置き換えた。取材時にはAMD Opteron プロセッサ252/275 を搭載したHP BL25p 10台とAMD Opteron™ プロセッサ875 を搭載したBL45p 4台が稼働していたが、システムは日々拡張中で、すべてAMD Opteron プロセッサを搭載したHP製ハードウェアで導入が続いている。
AMD Opteron™プロセッサ搭載HP BladeSystem とVMware による仮想化で理想的なシステムを構築
今回のシステム導入にあたっては、データセンタの限りあるスペースの有効利用、増加の一途を辿る消費電力と排熱、またシステムの見直しの過程でCPUやメモリの使用率が非常に低いサーバがいくつも存在することが判明し、またそれらの稼働率が低いサーバのため、TCO(総保有コスト)が相当な額に上っていること、これらすべてに対処しなければならなかった。これらの問題を一挙に解決したのがAMD Opteron™ プロセッサを搭載したHP BladeSystemとVMware® の組み合わせによるソリューションである。このソリューションは、シング氏がシステムに求める3つの要件である
【高可用性】(High Availability)
【容易な保守性】(Ease of Maintenance)
【低総保有コスト】(Low Cost of Ownership)
を満たしている。
結果として「消費電力や排熱に関して"Significant"な省力化を実現でき "Improved TCO" に満足している」とシング氏。
VMware のソリューションは、Windows Server® 2003 やLINUX、UNIX などさまざまなゲストOSが実行できる仮想サーバから構成され、1つの物理マシンで複数のOS が同時に実行可能である。このソリューションにより、CPUやメモリの使用率が非常に低いサーバを統合でき、物理的なマシンの台数を劇的に削減することが可能になった。
現在、同社のVMware システム上では、各種のWebサーバやアプリケーション・サーバはもちろん、ドメインコントローラ からメッセージング・サーバまでさまざまなサービスが複数のOS上で稼働している。「デュアルコアAMD Opteron プロセッサを搭載したHP BladeSystem 上でのVMware のパフォーマンスは素晴らしく、優れたデュアルコアのメリットを享受しています」とシング氏。
可用性と安定性を兼ね備えた理想的なシステム
同社のシステムは本番環境を本社内のデータセンタに、DR(ディザスターリカバリー)環境をロケーションの離れた地方のデータセンタに持つ。
EMCのNAS/SAN ストレージ・ソリューションを含むシステム上のすべての物理レイヤ、論理レイヤの各レベルに対して冗長性を確保し、ディザスターリカバリーを含むバックアップ体制が敷かれている。ロードバランシングやフェイルオーバーも駆使し、「システムの運用は自由自在で、このシステムに大変満足しています」と結んでいる。
| マニュライフ生命保険株式会社 |
| 設立: |
1999年 |
事業内容: |
総資産: |
1兆5,404億円 (2006年3月末現在) |
各種生命保険商品の販売、保全及び資産運用サービスの提供 |
従業員数: |
約4,560名 (2006年3月末現在) |
所在地: |
東京都調布市国領町4丁目34番地1 |
| URL: |
www.manulife.co.jp |
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